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2002年8月17日
■上海のマイカー、10万台を越える■


 上海現代統計産業発展中心が最近発表した調査結果として、上海ではマイカーとして登録されている自動車が10万台を超えたようだ。また3%の家庭が5年以内に車の購入を考えているため、その数は12万にもなる。給与レベルでは1ヶ月5千元クラスがもっとも多く、自動車を買おうとしている人の31.6%になる。セダンタイプがもっとも多く、価格は15万元以下となっているが、まだ多くの市民は車は割高であると買い控えている状態のようだ。  
 

2002年8月17日
■上海も海賊版対策、PR必死■


 中国では現在全国規模で海賊版CD、DVD、パソコンソフトの取締りを行っているが、上海もその例外ではない。文化部の発表によると、今年5月から6月にかけて全国で集中して取り閉まった結果、17万もの販売店、4344.7万枚の非法海賊版ソフトを押収している。上海市でも1月から6月にかけて非合法のソフト約227万枚を取り締まっている。特に5月から6月にかけてはのべ2888人を投入して、市内1699の店を検査し、そのうち623の非合法未許可でソフトを販売していた店を取り締まったという。
 

2002年8月14日
■全貌現す屋内スキー場■


 中国では最大規模の屋内スキー場は今年冬前には開業する見込みだ。面積5万平方メートル、場所は七シン(草冠に辛)路。コースの全長は380メートル、2千人を収容できるという。高低差は42メートル、レーンの幅は最大80メートルある。日本の技術を導入した人工雪製造機を使い、1年中スキーができるようになるようだ。


2002年8月13日
■記録的な暑さ、地下鉄も大変■


 暑さもちょっと一段落したようにも見えたが、これも一時的。実はこの暑さのため、地下鉄、とくに1号線の車両を中心にクーラー水による車内への水漏れや、1号線常熟路駅付近での電圧の不安定によって生じる車内灯が急に消えてしまう現象、駅に到着してもドアがなかなか開かないなどの声が聞かれるになっている。駅に到着してもドアが開くまでに時間がかかる理由として、ドアを開けるのには全自動システムを導入しているため、停車位置が少しでもずれると、手動に切り替えたりするために時間がかかるそうだ。またクーラー水による水漏れは、空調の使用が頻繁で、しかも震動がおこるため、溶接の隙間などから車内へ落ちてしまうらしい。いずれのトラブルも安全上には問題は無いとしているものの、さっそく対策にのりだすという。


2002年8月13日
■カラーテレビ市場が好調■


 不動産ブームで新居にうつる市民が、新たにテレビを買い換えるケースが多く、にわかにテレビ市場が活性化している。とくにいままでのようにリビングにテレビをおくだけでなく、寝室や挙句の果てには洗面所などにもテレビを置く人がいるといい、1家庭につき2台、3台と所有するようになってきたという。液晶、プロジェクタータイプの値下がりが大きく、40%前後下落している。29型の一般タイプのテレビで国産品なら1300から1400元の間。 


2002年8月13日
■つぎはFamilymart進出か■


現地の新聞の各メデイアの報道として、日本のコンビニチエーンFamilymartが中国に進出することを書いている。上海地区をターゲットに、伊藤忠商事が中心となり台湾全家便利店のノウハウを利用しての出店することになりそうだ。 


2002年8月13日
■上海商業地区のテナント料ランキング■


 上海市房地産交易中心の分析によるテナント料の平均は平米あたり月315元で、去年より6.14パーセントの増加になっている。増加が著しかったのは浦東の張楊路、上海駅周辺で逆に下落が目立ったのは四川路、南京路となっている。トップは徐家匯で1ヶ月1平米あたり459元、ハイ海路453元、豫園388元、南京路344元、張楊路301元、上海駅付近259元、四川路190元となっている。四川路は再開発による住民の移動などにより価格が下がっているが、圧倒的な地の利と若者をターゲットにした徐家匯はトップをマークした。


2002年8月13日
■上海ー北京間豪華列車がドル箱路線に■

 上海ー北京間を結ぶ豪華列車T14、T22次が今年の夏のドル箱路線に成長している。この路線に関して毎日上海鉄道部門に50万元の収入をもたらしている。現在この区間には6往復の列車が走っているが、いずれも予約が取りにくい状態になっている。また7月分の上海駅の旅客収入は2.58億元に達し、去年の同期より17.3%の増加となっている。8月末までには5億元の収入を見込んでいる。また以前の空調なしの緑の客車は徐々に淘汰されていき、空調列車が大躍進している。空調率は75%にまで伸びた。


2002年8月12日
■リニアの車両が上海に到着■


 橋脚の工事が着々と進む浦東空港と浦東郊外を結ぶリニア線の車両の第一陣がドイツから到着、さっそく整備工場に運び込まれ、組み立てが行われている。今回到着したのは3両分で、2両は電動車、1両は付随車になっている。今回運ばれた2両は先頭車で全長が27.196メートル、1両は中間車で全長24.768メートル、走行時には5両編成になる。全部で15両がドイツより輸入されることになっている。ドイツから上海までは23日の道のりで、1両の値段は約1億元だという。


2002年8月12日
■オフィスビル、ゴキブリ退治怠ると罰金も■


 市民の住宅に関しては、薬を用いたゴキブリの一斉退治が進んでいるものの、上海愛衛辨ではさらに効果を高めるために上海市内のホテルやオフィスビルなどに関しても処理を徹底的に行うよに呼びかけている。そのため今月20日より政府は退治を行ったビルに対しては最高5000元の罰金規則を設けた。簿記ぶりは2ミリの隙間でも入り込むため、とくにパソコンなどの多いオフィスビルは、その熱気のためゴキブリの恰好の住処になっている。『上海氏除四害工作管理暫行規定』では、100室以上の部屋のあるオフィスビルに関して、5%以上の「ゴキブリ陽性」を越えてはならないという。陽性とはゴキブリが発見された部屋が5部屋以上、おのおのの部屋のゴキブリは5匹以上、卵は2個以上ならば陽性とみなし、罰金対象になる。


2002年8月12日
■日本製韓国製の衣類が安く■


 上海市で全国でも始めての合資による服飾の批発市場(卸売市場)が登場する。これは日中合資による百紅公司が今年10月に七浦路市場にて「世富上海」という市場を開くもので、服飾の多くは日本、韓国製造もしくは日本向けの中国製品が中心でその数は数千種になるという。その結果日本、韓国から輸入される衣料の値段は20-50%値段が下がると言われている。日本側は大西衣料株式会社が投資し、現在東京にある「世富大西」の中国版になると言われている。10月に上海に出現するこの市場の商品のうち20%は未だに上海では見かけることのできないものだという。


2002年8月12日
■漢方薬は営業許可証のある店で■


 中国製ダイエット食品の副作用問題が取り上げられている今日だが、こちら上海でも許可を得ていない商店が勝手に漢方薬や生薬を販売するケースが多いため、上海市薬監局では取り締まりに乗り出している。『薬品経営許可証』はこれら漢方薬の販売には必要な許可証だ。医食同源といわれる中国では食品として用いられる生薬と薬として用いられる生薬とでは分類が行われている。一部のスーパーでもこれらの生薬が売られていることがあるようだが、これらは違法なので取りしまりの対象になっている。これら許可を得ていない店では偽物の販売、劣悪生薬の販売が日常的に行われており、不合格率は20%をこえるという。 


2002年8月12日
■交通渋滞対策、一部高架入り口も閉鎖へ■


 市の大動脈の一つである高架道路の朝夕の混雑を緩和するために市交巡警では高架道路の7つの入り口を朝夕に通行止めにする処置をとっている。対象になる時間は休みの日を除く月曜日から金曜日の朝7:30から9:00まで、夜は17:00から18:30まで。入り口名は延安路高架類山関路、南北高架ハイ海路、内環状広中路、(以上は朝晩)、延安高架路石門路、南北高架北京路(南ゆき)内環状宛平路、(以上は朝のみ)、延安路高架茂名路(以上は夕方のみ)
 


2002年8月10日
■上海市内、単車の交通規制■


 今月に入って、単車の管理規制が強まっている。上海市政府の批准により、市公安局は市内の単車の利用に対して、3つの新しい規定と、5つの便宜的処置を発表した。このなかで、ハイ海路や衡山路など車のみしか走れない5つの道路や、浦東金融地区陸家嘴、花木行政地区、竹園商貿地区では1日中単車の通行が禁止になる。また上海地区以外のナンバーをつけているものの市内の走行を大幅に制限し、またナンバーの無いものの走行を厳禁している。一方でバイク宅配便などの公共性の強い業者に対しては、例外を設けている。同時に市民が保有しているナンバーのない単車に対しては、外地への転売を奨励している。
 

2002年8月10日
■ゴキブリ一斉駆除作戦■

 
 上海市内統一でゴキブリ一斉駆除が行われることになった。市の愛衛辨によると、最近の観測部門の調査結果に基づき、今月3日から14日にかけて上海市全域を対象にゴキブリの駆除を行う。主にゴキブリによる伝染病の予防が目的で、その効力を高めるために関係機関が指定した薬品を用いる。住民がゴキブリを発見した場合、薬品が必要なら、居委会へいって2日後に無料で受け取ることが出来る。全国の中でも上海市は1998年にゴキブリ駆除の先進地域に指定されているが、最近の気候の温暖化が影響しているようだ。

 
2002年8月10日
■上海ビール戦線、海外勢が好調■


 暑い夏の上海では、やはりビールは欠かせない。1996年8月にサントリーがビール市場に進出してから、2000トンに過ぎなかった年間生産量が今では13.4万トンにまでに成長している。1999年にサントリーは力波ビールのシェアトップの座を奪ったあと、華東地区では22万トンの売り上げを誇り、ダントツのトップになっている。一方で高級感を勝負にすこし値段が高めのビールで対抗する世界No1のバドワイザーは、高級クラスのビールでは50%のシェアを持っている。また日本の大手キリンは20歳から39歳のホワイトカラーをターゲットに「一番絞り」で対抗している。日本のビール文化を上海に持ち込めるかが見ものであるといえる。



2002年8月10日
■プールの一部に衛生基準を満たさず■

 
 プールなどの施設の衛生管理を徹底するために上海市衛生監督所では上海市内の72のプールに対して検査を行った。結果はおおむね良好のようで細菌総数、大腸菌数、濁り度、Phなどに関しては99.3%が合格、尿素に関しても96.9%が合格となっている。一方で、衛生基準を満たしていないプールもあり、その名前が公表された。例えば浦東遊泳館、復旦大学遊泳池、静安区金柏苑会所遊泳池、楊浦区温水遊泳池などの名前が挙がっている。 
 

2002年7月21日
■上海台湾企業産品博覧会■


 2002年上海台湾企業産品博覧会が9月に上海世貿商城で行われる。この博覧会は上海市台資企業協会、上海世貿商城有限公司が合同で主催する。400あまりの台湾企業が参加する見込みで、ハイテク分野のほか機械、紡績、服飾、化学、食品、建設建材、総合など各分野にわたる。期間中、新作商品の発表会、上海台湾企業経済交流会、法規諮問会、人材交流会、投資説明会なども同時に行われる。


2002年7月18日
■浦東航空のリムジンバス、やっと黒字に■

 
 国際線が徐々に浦東空港に移っているに伴って、浦東空港へのリムジンバスの乗客が増加してきている。ここにきてやっと黒字にこぎつけた。1999年末に運行を開始した6路線のリムジンバスだが、もともと浦東空港の利用者数には限りがあり、赤字の状態からなかなか脱却できなかった。ここにきて便数が増加したため、一気に黒字に転じることが出来た。一方で、まだバスの本数が少く、時好評もないため、なかなか時間が読めないのも現実。バス会社では新型バスの導入も考えている。 


2002年7月18日
■西蔵路橋、保存されて拡張■


 人民公園付近の改良工事が続々と進行する中で、西蔵路の橋の改造工事の青写真も出来上がってきた。1924年の建築された西蔵路橋は、ヨーロッパ調のデザインで、四川路橋、河南路橋、乍浦路橋とともに蘇州河の代表的な4つの橋の一つにあげられている。同時に西蔵路は交通の要衝でもあり、この改造と保存がネックになっていた。計画では現在の風格をそのまま残し、6車線の橋を建設する。工事は9月からはじまり、来年末には開通。その間、渋滞が予想されるので注意が必要だ。



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