中国の東の果て、ここ上海でも、はるか西域からやって来たウイグル族の人々の姿を見かけることがしばしばあります。
ここは上海の繁華街、南京東路から入った裏通り。周りではいたるところで高層ビルの建設が行われているため、埃と騒音に包まれたエリアでもあります。
そんな工事現場付近で無邪気に遊ぶ少女がいました。彼女の家族は新疆ウイグル自治区上海に出てきたウイグル族だそうです。6カ国もの諸外国と国境を接するこのエリアから来た彼女は、中央アジアの特色を色濃く残した顔立ちをしていました。 彼女の大きな瞳で見上げた上海。この瞳の持ち主が大きくなる頃には上海は一体どうなっているのでしょうか。
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