今やアジア中を震撼させたSARS、上海に暮らす我々も早く収束して欲しいと願うばかりです。
もちろん病気は怖いですが、それよりもその恐怖が巻き起こす精神的なストレスの方を今は辛く感じている人が多いのではないでしょうか。事実、SARS用ホットライン
にも精神的なストレスを訴える人々が絶えないというニュースを耳にしました。常に手洗い、うがいなど衛生に気を使う生活は決して楽ではないし、マスクをして撮影に行けば、息苦しくて呼吸困難のようになります。これでは、気持ちが滅入るのも当たり前ですね。
でも、こんな状況だからこそ、生きること、当たり前のことだけど、ちゃんと考えなければ。いつ死んでもおかしくない、そんな刹那的な世の中だからこそ、生きる事を放棄したくない、そう思うのです。
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