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文文の中国茶道体験記74 

              

     2009年  夏の中国茶会を楽しむ



                            上海ガーデンプラザ会場:夏の中国茶会

中国では友人が数人集まると、すぐにティー・パーティが始まります。
工夫茶といって、かわいいままごとのような茶道具を使い、ホストがゲストの目の前でお茶を淹れるのが特徴。

ティー・パーティでは、季節の新茶を飲み比べるのもよし、緑茶・黄茶・白茶・青茶・紅茶・黒茶と分類される発酵度の違う茶を順に飲んで茶で旅をしたかのような気分になるのもよし。古代から「闘茶」といって各自自慢の茶を持ち寄り飲み比べる粋な遊びもあります。

今回は茶友の皆さまと、蒸し暑い上海での「暑気払い」をテーマにさわやかな「夏の中国茶会」と「無我茶会」を楽しみました。

 

 

                  

                           

~「夏の茶会」を楽しむ ~

2009年7月2日 上海ガーデンプラザで茶友のみなさまと「夏の中国茶会」を行いました。

中国ではもともと茶は温かく頂くものですが、夏には冷たい中国茶も爽快です。ウーロン茶をロックで作ったり、緑茶を水出しでつくったり色々工夫してお客様と共に楽しみました。   

1)受付 参加者は記帳し、平等にクジで席を決める。 2)お客様がそろうのを静かに待つ。
3) いよいよ茶会開始!まずは、じっくり水出しで作った「黄山毛峰」。 4) 今度は同じ「黄山毛峰」を温かく淹れ香りも楽しんでいただく。
5) 先に華やかな香の「鳳凰単叢」をいつもの手順で。 6) ミントをプラスした見たも爽やかな氷の上から5)の茶湯を注ぐ。

7) 何度も試して「太平猴魁」の水出しに成功。ホスト自身がくつろいでお茶を淹れる事がお客様への最大のおもてなし。

8) 今度は同じ「太平猴魁」を温かく淹れる。茶つづから1本ずつ大きな茶葉を丁寧に取り出す。

茶会のワンポイントアドバイス:中国茶は茶の持つ甘みを楽しむため、茶菓子は甘みの強いものよりもドライフルーツやナッツなどが好ましい。ただし、黒茶・紅茶など発酵度の強い茶の場合はどんな菓子でも相性がいい。一方で、極上の茶を品茶するときは、菓子なしで茶だけを楽しんだほうがいいだろう。お茶好きが集まれば、茶にまつわる話で時間がたつのもすっかり忘れ至福のひと時を過ごせる。

                                    

9) 最後に全員で記念撮影。

□とっても素敵な夏の茶会になりましたね。文文非常感動!

~「無我茶会」で心を静め 暑い夏を涼やかに~

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上海ガーデンプラザ専修会 「送別無我茶会」

2009年7月7日 東櫻花苑専修会 「七夕無我茶会」 

セッテング 紫月さん作

 

セッティング 香奈ERさん作

 

ぜひ、皆さまも自由に中国茶会をアレンジして楽しんでみませんか♪BY文文(ウェンウェン)

 

 2009年7月 

Text/photo 文文

 

 

                                                   

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