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文文の中国茶道体験記 『奉茶』(上海茶園小築) 中国茶道講座31 <2004年2月号> 『プーアール茶のふるさと雲南省』
■中国雲南省 中国の西南部に位置し、南はベトナム、ラオス、西はミャンマーと接する。北高南低で、平均標高は約2000m。亜熱帯、熱帯モンスーン気候で、寒暖差が10°Cと小さく、「四季春のごとし」といわれている。中国で少数民族数がもっとも多い省で、イ(彝)、ペー(白)、ハニ(哈尼)族などの少数民族が全省人口の3分の1を占める。省都は昆明(KunMing)である。 ■プーアール茶の2大生産地
■酥油茶SuYouCha 中国辺境の少数民族は牧畜をし肉食である。酥油茶は、彼らにとって重要な飲料である。この茶の主な材料はプーアール茶と乳製品。プーアール茶によって野菜の摂取量を補いビタミン補給をする他、肉食中心の彼らにとって茶は消化を助ける・脂っこいものを食べた時に油を流し去る、カロリーを取り去るなど必要不可欠だ。又タンを止めるなどの効果もある。辺境の少数民族にとって『お茶は1日も欠かす事ができないもの。』といわれるほどの生活必需品だ。 ◎先日、雲南省のシャングリラのチベット族の家でこの酥油茶を頂きました。見た目は牛乳(ヤクや羊の乳?)にプーアル茶をブレンドしたような色。その他、塩やパターが入っているかのような複雑なお味でした。個人的には、口にあわなかったかも・・です。。br文文
■高級クラス授賞式の様子 ◎9名の生徒さんが高級クラスを卒業し奉茶研究班に進級されました。田丸さん、先に帰国された佐々木さんのように日本でも李先生に教えて頂いた中国茶道の素晴らしさを広めて下さいね。期待しています!by文文 中国茶道教室:奉茶(上海茶園小築)古北店 住所:上海市栄華西道19弄1号金龍公寓103号室 上海在住の日本人太太(奥さん)に 品質の良い茶葉・センスの良い茶道具がそろうと定評のある李娜(リナ)さんが経営する雅な茶屋。併設の中国茶道教室は初級・中級・高級・研究班が設置され大変な人気だ。 |
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