石家大院はその名の通り石さんという金持ちが昔住んでいた家で、
現在は天津楊柳青博物館として一般庶民にも公開されています。
まったくもってありがたいことでございます。
入場券の裏の説明を読むと、なんでも中国北方最大の邸宅で
清朝末当時の伝統文化を見ることができ、著名な愛国主義教育基地
であるとともに映画の絶好の撮影スポットとのこと。
説明文だけではよくわからなかったのでとりあえず中を見学
してみることにしました。
さすが中国北方最大の邸宅と銘打っているだけあって
中はかなり広いです、なべつかみにたとえると87万ミトン
といったところでしょうか。
建築物は中国おきまりの左右対称でどこをみても
全部同じに見えるので、入場して7分くらいでお腹いっぱいになります。
10分を過ぎた頃には帰りたくても出口がみつからなくなります。
今回、特別に取材に同行してくれた天津師範大学で旅行ガイドの勉強をしている
ハオ君が熱心に建物の歴史や文物の由来を説明してくれていたのですが、
その日に行われていた日朝6カ国協議の結果が気になってあまり聞いていませんでした。
けよう氏はメモをとったりして結構熱心に説明を聞いていたようなので
来月あたりにはまともなフォローがあることを期待しています。