マンションの隣人問題で困っています。
以下、説明します。
1.状況
お隣に人が引っ越してきました。
彼らの部屋は1Fにあります。
彼らは部屋の壁を壊すなどして、間取りを大きく変更しています。すでに、工事はなされています。また、もともと設計されていた間取りを大きく変更したため、水回り電気回りの配管、配線も変更することになったみたいです。その配管、配線を私たちの部屋の壁に埋め込もうとしています。
2.私たちの考え
私たちは彼らの行動を良くないとみなしています。
理由は以下の通りです。
・1Fの間取りを大きく変更すると、建物の強度が大きく損なわれる可能性があり、安全の観点で好ましくない。
・水回り電気周りの配管、配線を他人の壁に埋め込むのは好ましくない。
3.実行済みのアクション
・マンション管理人、公安には相談済みです。マンション管理人は話し合いで解決したいようで、役に立ちません。買収されているかもしれません。公安は責任を持ちたくないからか、話を聞くだけで何もアクションしてくれません。むしろ、民事の争いをどう対処していいのか分かっていないように見えます。
・相手との直接交渉は試みていますが、まったく話を聞きません。例えば、諸々の懸念があるから止めろと言っても、何かあったら責任とる、お金払うなどの発言しかしません。公安を呼ぶと、壁問題に関しては工事を中止します。これは、公安も自分では意思決定できないので、意思決定なされるまで中止するように言っているからです。しかし、翌日には工事を開始するありさまです。
4.教えて欲しいこと
今、弁護士に相談しようと考えていますが、他にできることはありませんか?あまり中国の仕組みが分かっておらず、どういうアクションが好ましいのか分からず困っています。
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裁判結果が出ました。
私たちの起訴内容である「壁に水道管や電気系統の配管を埋め込むのは違法だ」は認められ、隣人は判決結果に従うことになりました。
別件である「柱を壊すことによる強度劣化」、「庭部分に屋根を設けることによる2階への侵入が容易になること」に関しては不明です。上階の人は諦めているような気がします。
ここで新たな別案件が発生しました。隣人が私たちを訴えました。その起訴内容は、窓につけてある鉄柵の除去です。現状を上手く描写できるかどうか分かりませんが、描写してみます。私たちの部屋窓は隣人の庭に面しています。その部屋窓はセキュリティの観点から鉄柵を設けています。鉄柵は外側に向かって凸の形です。これは、窓が外開きであるため、凸でスペースを設けてないと窓を外側に開けることができなくなるからだと思われます。隣人はこの凸部分が気に入らないらしく、それを除去するよう起訴したらしいです。この起訴内容に対して、隣人が家を購入する前から鉄柵は付いていた、過去に本マンションに対して外部からの侵入・窃盗があったことなどを義父が論述したみたいですが効果なく、結果「除去するように」との判決が下りました。
これに関して、義父は上訴するみたいです。
解決の定義にもよりますが、現在裁判が進行していることを踏まえると、解決していないと言っていいと思います。
先日、義父が裁判所に行っていたみたいで、その日は原告と被告とが裁判所で話をする日だったそうです。私は法に明るくありませんで、どういう位置づけの場だったのか不明ですが、聞くところによると、交渉というか話し合いで解決を試みる場だったそうです。しかし、どうも相手が頓珍漢な発言をしているようで、交渉は失敗、後日次の手続きに移るそうです。
ちなみに相手の頓珍漢さ加減ですが、以下のような発言があったそうです。
「私は法学の博士なので、ここで裁判に負けることは変でしょ!!」
「私は忙しい、私がここにいる時間でどれだけの損失がでているのか!」
「窓の鉄柵が邪魔だ!」
「お金払うのは怖くないよ!!」
などなど。
これら発言に義父は辟易し、裁判所の方々は怒り気味だったそうです。
ちなみに、私たちの彼らに対する起訴内容ですが、「壁に水道管や電気系統の配管を埋め込むのは違法だ」というものです。
これとは別に、上階の人も何らかのアクションを取っているようです。というのも、「柱を壊すことによる強度劣化」、「庭部分に屋根を設けることによる2階への侵入が容易になること」などの懸念があるからです。こちらは起訴するのかどうかは聞いておりませんが、何らかのアクションは取っているそうです。